事故が起きれば、まず死を免れないとされるバンジージャンプ。挑戦者はインストラクターの説明にしっかりと耳を傾けるものだが、もしもそこに焦らせるような言葉が含まれているとしたら…?
【こちらの記事も人気です】
カザフスタンで起きた悲惨な事故の話題を『TENGRINEWS』が報じ、イギリスの『Mail Online』なども紹介している。
■25メートル下の地面に
事故が起きたのは、カザフスタン・カラガンダ州の州都カラガンダにあるホテル。そこには、屋根から82フィート(約25メートル)飛び降りるバンジージャンプのアトラクションが設けられていた。しかし、当局の認可を得ずに営業していた疑いもあるという。
そのジャンプが失敗し、3人の子供を育てているエフゲニア・レオンティエワさん(33)が死亡した。その日は友人とともに遊びにきていたが、重度の脳挫傷につき助けようがなかったという。
■ロープを固定する前に…
事故が起きたとき、エフゲニアさんはハーネスを装着していた。だが、そこに取り付けるロープの安全確認がなされる前にジャンプしてしまったという。
「ゴーサインの前にエフゲニアさんは飛び降りてしまった」と主張するインストラクターだが、なぜ行き違いが発生したのか、録画されていた映像や目撃証言をもとに事故の調査が行われた。
すると、ジャンプ寸前のエフゲニアさんに、インストラクターが何か話しかけていたことがわかった。