「私たちはただ真実を明らかにしたいのだ」
ルナ氏は軍人たちがキャリアへの汚名を恐れてUFOの目撃情報を報告できないことを懸念している。「UFO公聴会」で彼女は前出のグルシュ氏に、これらの問題に取り組むことで命の危険を感じたことはあるかと尋ねた。
その質問に肯いたグルシュ氏を例にして、ルナ氏は報復の恐怖にもかかわらずグルシュ氏らが証言者として名乗り出たことを称賛すると共にその重要性を強調した。
ルナ氏は特にグルシュが公に知られていない高度なテクノロジーを示唆する情報を共有したため、身の危険や妨害に遭う可能性を危惧している。ルナ氏とティム・バーチェット下院議員は「私たちはただ真実を明らかにしたいのだ」と述べ真実を明らかにすることが急務であると表明した。
「UFO公聴会」の内部告発者のライアン・グレイブス氏が「ニューズウィーク」最新号でさらに多くの情報が隠されていると言及している。
UAP非営利団体「Americans for Safe Aerospace」の創設者であるグレイブス氏は「私が彼らに言ったことは氷山の一角です」と語る。
海軍パイロットとしての在職中、グレイブス氏と彼のチームはバージニアビーチ沖で定期的にUFOに遭遇していたと話し「目に見える推進装置はありません。しかしカテゴリー4のハリケーンの風の中でも動かず、超音速まで加速し、一日中動作し、戦闘機よりも耐久性が高い可能性があります」と説明する。
グレイブス氏は、民間パイロットがこうした現象を連邦航空局(FAA)に報告するための直接報告プロセスが欠如しており、そのことが汚名や報復への恐怖、名乗り出ようとしないことに繋がっていることを指摘する。グレイブス氏は特に経験豊富なパイロットが日常的で説明のつかない出来事を目撃しているにもかかわらず、なぜ政府がこれらの報告をもっと真剣に受け止めないのか疑問を抱いており、飛行の安全と国家安全保障を確保するために、UAP問題への関心と意識を高めるよう呼びかけている。
ルナ氏が訴える透明性、説明責任、未確認の航空現象によってもたらされる潜在的な国家安全保障上のリスクをはじめ、UFO/UAPにまつわる議論が今後さらに活発になることは間違いなさそうだ。
参考:「Howandwhys」「FOX 13」ほか
文=仲田しんじ
提供元・TOCANA
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