ニューヨーク市では、昨年春以降、南部国境を超えた後に市内に到着する亡命希望者が急増。対応に追われている。この一部は、テキサス州などがチャーターしたバスによって、マンハッタンのポートオーソリティバスターミナルに到着している。
ニューヨークのエリック・アダムス市長は27日、移民の流入を減らすために、バスの到着可能時刻を午前8:30から正午に制限するとともに、到着から32時間前の予告を義務付ける行政命令を発表した。違反した場合、禁錮刑(懲役3カ月)や罰金(個人500ドル、企業2,000ドル)が科せられる。警察がバスを押収する可能性もある。
ただし、規制にも関わらず、すでに夜間に14台のバスがマンハッタンに到着しているという。