雨雲は抜けはじめ、開始20分から本命が上がり出す。右舷ミヨシ寄りの相須国夫さん(ひたちなか市)はスッテのサビキ釣りで本命をゲット。底から上げてすぐに乗ったとのこと。
同舷大ミヨシの鈴木広幸さん(同市)は鉛スッテ15号で食べごろサイズをゲット。誘い上げ、底から15~20mで乗った。
食べ頃サイズのマルイカをゲット(提供:週刊つりニュース関東版・岩下和弘)
その隣の小林忍さん(同市)は鉛スッテ30号で良型をキャッチ。木村彰宏さん(常陸大宮市)はタナ10mで本命を手中。魚影の泳層がまちまちの様子。
早々にキャッチした小林さん(提供:週刊つりニュース関東版・岩下和弘)
回遊魚に苦戦
水面下ではシイラが回遊、イカの姿も時折散見される。各オケを見て回ると、サバが数尾入っている人も。回遊魚がイカを散らしているようだ。
オマツリとなると、同乗の2人の仲乗りや大船長がサポートしてくれる。
トラブルは大船長や仲乗りが素早く解消(提供:週刊つりニュース関東版・岩下和弘)
メタルスッテで数を伸ばす
右舷胴の間のルアーマン・野口剛さん(日立市)も25号鉛スッテで本命。左舷トモ寄りでも、3人のルアーマンがメタルスッテで攻めている。中村和男さん(宇都宮市)20、30号のスッテを使い分けて本命を連釣。
中村さんは5尾(提供:週刊つりニュース関東版・岩下和弘)
40cmの良型スルメイカを手中
その横で荒木千富さん(長野市)の竿先が海面に突き刺さっている。重量感のある引きを慎重にいなしながら上がってきたのは、40cmスルメイカで笑顔。ヒットしたのは枝のスッテ(青紫)で鉛スッテ(白緑)30号。
40cm級スルメを荒木さん(提供:週刊つりニュース関東版・岩下和弘)
その隣の鈴木貴之さん(西東京市)は紫のスッテ15号で4尾。6~7割がメタルスッテ派で、両刀づかいの人も。
21時半、船はスパンカーを回収し北上、僚船の近くに移動する。ここでは風に立てたエンジン流しで再点灯。水深は44mで、雨はすっかりと上がり月も顔を出す。
紫のスッテでヒット(提供:週刊つりニュース関東版・岩下和弘)