「肘より小さいものを耳に入れるな」という格言がある英語圏では、綿棒で耳殻をぬぐうだけにとどめるが「耳掃除」であって、綿棒を耳に入れるのはご法度。そこで今、アジア圏のような「耳かき」の習慣がないはずの欧米で、スマート耳掃除デバイスの人気が上昇中だ。
クラファンの耳掃除デバイスはいずれも高い達成率で成功
クラウドファンディングサイトKickstarterおよびIndiegogoでも毎年のように耳掃除関連のプロジェクトが高い達成率を示している状況だ。「まだ綿棒使ってるの?」といった、綿棒に替わる製品を主張する文言が目立つ。

Image Credits:Kickstarter

Image Credits:Indiegogo

Image Credits:Indiegogo
カメラ付きスティックタイプと洗浄タイプが主流
クラファンサイトの耳かきデバイスは、先端にカメラの付いたスティックタイプと水洗いタイプの大きく2種類に分かれている。2023年に約700万円を獲得した「TOFARO」は、Bebirdと同じくカメラによって外耳道の様子をリアルタイムでスマホ画面に映し出す定番タイプだ。

Image Credits:Indiegogo

Image Credits:Kickstarter