大きな利益が出ない限りは非課税

 新NISAを利用するメリットについて専門家はいう。   「現金だけを持っていればインフレによって実質的に資産の目減りが生じて損をしてしまうことになるので、ある程度を新NISAで投資信託や株などで持っておくというのは、やったほうがよいと思います。また、新NISAは制度としてはよくできたものであり、一定額までなら利益に対して非課税なので、やれるならやったほうがよいというのが個人的な見解です」(つばめ投資顧問アナリスト・佐々木悠氏/2024年4月28日付当サイト記事より )

 証券アナリストはいう。

「新NISAは『やれるならやったほうがよい』といえる。銀行預金は今、事実上の金利はマイナス。一方、長期保有向けの投資信託などは経済理論上は20年30年と保有すれば長期的トレンド的には右肩上がりで一定の利益が出るようにつくられているし、よほど大きな利益が出ない限りは非課税なので、預金をはじめとする他の保有資産とのバランスのなかで一定程度を新NISAに振り分けてもよい」(24年4月26日付当サイト記事より)

(文=Business Journal編集部)

提供元・Business Journal

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