子どもだけでなく、今、大人にも大人気の工場見学。今回は千葉県野田市に本社を構える、「キッコーマン」のしょうゆ工場を訪れてみました。なかなか予約がとれないという噂の「もの知りしょうゆ館」でどんな体験ができるのか、レポートします。
キッコーマンの歴史
日本を代表するしょうゆメーカー、キッコーマン。1917年に千葉県野田市の醸造家たちが合同で「野田醤油株式会社」を設立したのが始まりです。
なぜしょうゆ作りは野田で盛んだったのか。その始まりは今から約350年前、江戸幕府が成立してまもなくの頃にさかのぼります。しょうゆの原料である大豆や小麦、塩などが近くでとれ、さらに江戸にしょうゆを運びやすいことから、しょうゆ作りの場として野田が選ばれたそう。
1980年に「キッコーマン株式会社」と社名を変更後、キッコーマンのしょうゆは全国区になりました。今では、発祥地の野田市に加え、兵庫や北海道、海外にも工場があり、日本国内の工場ではどこも工場見学ができるそうです。
「もの知りしょうゆ館」予約方法
もの知りしょうゆ館は、予約がないと見学ができないため、予約必須です。公式サイトには、予約方法の詳細が記載されていませんので、以下をご参照ください。※2024年3月現在
キャンセルが出ている日もあるそうなので、諦めずに予約を試みてみることをおすすめします。
予約方法
- 1.予約開始日:予約できるのは1か月前から。月初めの開館日9:00より翌月分の予約が可能
- 2.案内開始時間:4月30日まで 9:00/10:00/11:00/13:00/14:00/15:00、5月1日から9:00/9:30/10:00/10:30/11:00/13:00/13:30/14:00/14:30
- 3.見学所要時間:約60分
- 4.予約方法:電話のみ(TEL 04-7123-5136)、休館日を除く9:00~16:00(12:00~13:00を除く)