ひさしぶりに帰省をしました。わたし、単身赴任ですがほとんど家に帰りません。今回帰ったのは久しぶりに地元の祭りを観たかったから。

それは「安城七夕まつり」。わたしの故郷、愛知県安城市でこの時期開催される夏祭りです。日本三大七夕まつり、というと全国的には宮城県仙台市、神奈川県平塚市、愛知県一宮市というのが定説ですが、安城市では一宮市ではなく当市の七夕祭りが三大のひとつだと主張しています。四大七夕にすりゃいいじゃんと思うんですがそうはならないようで。3位の座を巡って鍔迫り合いを繰り広げています。

安城七夕まつりは仙台と同様月遅れの8月第一金曜から3日間開催されます。

商店街、町内会などの方々が1000本以上の七夕飾りを作りJR安城駅から名鉄南安城駅までの間の目抜き通りを華々しく飾ります。

店先に七夕飾りを飾る店も。

安城駅に近い御幸本町交差点辺りは一番の賑わい。かなり人出も多いです。

名古屋勤務時代は火曜、水曜休みだったため昼間にこの祭りに行くことはできませんでした。この道が通勤路にあたるため、夜に家に帰る途中に立ち寄ることもできそうですが、このころのわたしは仕事がとても忙しく、安城駅に着いたときにはもう祭りは終わっていました。今日この祭りに参加したのは実に10年ぶりです。

安城駅のすぐ近くにあるアンフォーレ。図書館やホールを擁する中心拠点施設で、総合病院の跡地に7年前に建設された新しい施設です。開館してしばらくは息子が受験勉強のために通っていたのですが、しばらくしてやめました。理由は「うるさいから」。

アンフォーレの隣はこのようにイベント広場になっています。今日は七夕まつりなので当然メイン会場として使われています。市民のダンス披露なんかもあって音が図書館内にもガンガン響きます。市は賑やかな図書館をひとつのコンセプトに考えてこのような設計にしたようですが、静かに勉強したい人のためにもう少し何とかならなかったのか、と思います。