起業で成功するのはブルーオーシャンの事業です。これは断言します。つまり誰もやっていない世界にチャレンジしてめちゃめちゃ苦戦することなのです。そのハードルが高ければ高いほど追随は来ないのです。

外から見ていると最近の日本のビジネスは改良型は多いけれど革新的なものが出ていません。革新的事業とは別にAIとかロボットを駆使した事業ばかりではありません。日本の悪いところは革新的な起業者が自慢げにSNS発信するので事業が成熟する前にアイディアが盗まれて追随者がどっとやってくる点です。日本人はみな虎視眈々とチャンスを狙っているのです。特に飲食経営者はアイディアを探すために必死です。なので雑誌やYoutubeなどで紹介された飲食店は案外数年後には無くなっていたという話があるのは全部盗まれているからです。日本はそういう悪い傾向があります。

創造力をつけるにはまずはスキルを身に着け、かつ広範囲な知識を持つことです。海外に出てみて自分をニュートラルに保ちながらできる限り多くの人たちと様々な話をしてくることかと思います。いかに自分にスペシャルな能力がないかを思い知ることになるでしょう。逆にそこで自己発掘できれば発想の泉となること、請け合いです。

では今日はこのぐらいで。

編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2024年8月4日の記事より転載させていただきました。