■明治担当者「35℃が危険なライン」

果たして、グミはどれほどの温度から溶けだしてしまうのか。夏場のグミ事情について、『果汁グミ』を販売する「株式会社 明治」に詳しい話を聞いてみることに。

グミが溶けてしまう理由について、明治の担当者は「グミが高温で溶ける主な原因は、主成分のゼラチンの特性にあります。ゼラチンは水分を取り込んでゲル化し、冷却・乾燥されることでグミの形を保ちます。しかし高温にさらされると、ゼラチン分子間の結合が弱まります。これによりゲル構造が崩壊し、グミは溶け始めます」と説明する。

デッドラインとなる温度はグミの組成にも左右されるが、35℃を超えると徐々に溶け始めるものが見られるようだ。

グミの保管法について、担当者は「直射日光が差し込む窓際や、暖房設備の風があたる場所などは、想像以上に温度が上昇していることもあるため、必ず直射日光および高温の場所を避けて保存してください」と説明していた。

まだまだ暑い日が続くため、『果汁グミ』購入の際には適切な環境での保管を心がけたい。

真夏に買った果汁グミ、変わり果てた姿にギョッとした… 実は「35℃がデッドライン」と判明
(画像=『Sirabee』より引用)

明治 果汁グミぶどう 54g×10袋

真夏に買った果汁グミ、変わり果てた姿にギョッとした… 実は「35℃がデッドライン」と判明
(画像=『Sirabee』より引用)

明治 果汁グミ温州みかん 54g×10袋

真夏に買った果汁グミ、変わり果てた姿にギョッとした… 実は「35℃がデッドライン」と判明
(画像=『Sirabee』より引用)

明治 果汁グミマスカット 54g×10袋

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