圧倒的な人気を誇るB+COM SB6XR

仲間とのツーリングをとても魅力的なものにしてくれるインカム。ツーリング中に情報共有もできるし、何より雑談ができるので「一緒に旅をしている」という実感が大きくなる。中でも一番人気なのはB+COM(ビーコム)だ。モトメガネ編集部調べでは、インカムを使用しているユーザーの過半数が愛用という結果が出ているほど。では、B+COMの中で最も売れているのは何か。メーカーのサイン・ハウスに質問すると「SB6XRです」とのこと。中間域のグレードが最も人気となるのが普通なのだが、ハイエンドモデルのSB6XRが最も売れているのだから驚きだ。

SB6XRが人気を支える3大ポイント

驚くほどの人気となる秘密を探ってみると、3つの大きなポイントが見つかった

高音質で選べるスピーカー

絶対に外せないのはスピーカーの高音質。起動音を聴くだけで、驚くほど違いははっきりしている。しかも、ピッタリサイズのヘルメットを想定して小さくて薄いスピーカーを選ぶこともできる。(別売オプション)。若干音質は下がるものの、使用時に痛みや違和感がないように気遣われている。

手触りでカンタンに操作できるボタン

見逃せないのがボタン操作のしやすさ。3ボタンというシンプルなボタン配置なのでグローブを着用しながらの操作もカンタン。旧モデルからさらにエッジを効かせたことにより、厚手のグローブでも感触でボタンを認識しやすい。本体は薄くなっているにも関わらず、ボタン幅は広くなり操作性も格段に向上しているのもうれしい。

ナビ音声と通話が同時にできる

ツーリングの先頭を走る時、タンデムで会話を楽しむ時にうれしい機能が「聴きトーク」という機能。インカム通話とナビ音声が同時に行えること。B+COMの中でも「SB6XR」と「SX1」だけが備えている。Bluetoothを2枚搭載しているからこそ、実現できた機能なのだ。