親の信用情報は影響しない

親がブラックリストに載っているケースもあるだろう。その場合も、基本的に影響はないと考えられる。

大前提として、本人と親の信用情報は別々のものだ。血縁関係があろうと、別の個人として扱われるため親の信用情報の影響により採用や出世に影響するといった可能性はかなり低い。

ブラックリスト入りが原因で解雇されることはない

ブラックリストに入っていることが会社にバレたとしても、それによって解雇されることはない。

会社が社員を解雇する場合、「客観的で合理的な理由」や「社会通念上相当である」といったことが認められないと不当となる。

過去に債務整理を行いブラックリストに入ったからといって、それが解雇の理由として認められることはない。

文・馬場正裕(ファイナンシャル・プランナー)
高校教師・学習塾・予備校の講師を経て、現在は金融・保険などのマネー系Webライターとして活動中。主に、金融メディア、SDGsメディア、教育メディアに出稿している。