UFO研究史上において画期的な出来事となった7月26日のアメリカ下院「UFO公聴会」だが、証言者の1人である元米空軍情報将校のデイヴィッド・グラッシュ氏が語る言葉には「非人間(non-human)」という用語が多用されていた。正確には地球外生命体でもなければ宇宙人でもない、この非人間存在についてどう考えればよいのだろうか。

非人間存在は人間を“コンテナ”と見なしている

 ジョー・ローガン氏の人気のポッドキャスト番組にUFO研究家でジャーナリストである2人の人物、ジェレミー・コーベル氏とジョージ・ナップ氏が最近出演した。

 ナップ氏は人間が非人間的な知性によって邪悪な目的で遺伝子操作された可能性について議論し、政府内の一部の関係者はそのことを認識していると言及している。ナップ氏はまた、人間の紛争、特に戦争は、悪意のある非人間知性によって意図的に操作されることがある、と彼に告げた高位の人物を知っていると述べた。

 さらにナップ氏はかつて“エリア51”に勤務していたという内部告発者、ボブ・ラザー氏について議論し、ラザー氏は人類は地球外生命体から「魂の入れ物」と見なされていると言われたと述べた。この一連の言説は1989年のインタビューで語られ、その動画が現在YouTubeに投稿されている。

人類は宇宙人に遺伝子操作されている? 宇宙人が考える「人間=魂の入れ物」とは何か?
ボブ・ラザー氏 画像は「YouTube」より(画像=『TOCANA』より 引用)

「これらの存在は、人間の脳に影響を与えて人体を麻酔する能力についての情報を伝えました。これはリモートソースからの物理的な接触なしで行われます。この麻酔が完了するには、脳が催眠に必要な状態と同様のリラックスした状態にある必要があります。脳が覚醒剤や大音量の音楽などの外部刺激にさらされている場合、この神経系の操作は効果がありません」(ラザー氏)

 そしてこれら非人間存在(地球外生命体)は我々人間を“コンテナ(入れ物)”と見なしているという。

「これらの存在たちは、人間は外部から修正された進化の産物であると言いました。彼らは人類は種として65回も遺伝子改変されてきたと述べた。彼らは人間を“コンテナ(入れ物)”と呼びました。しかし私たちが何の容器なのかはわかりません。 もうご存じかと思いますが、2番目のセクションの情報を裏付けることは私には不可能でした。そして明らかに、この情報が真実であれば、その影響は広範囲に及び、それを解明するのに核物理学者である必要はありません」(ラザー氏)

 宇宙人、地球外生命体とも認識されている非人間存在は、何を目的として我々人類に干渉しているのだろうか。