11歳の少年はどのような未来の“ビジョン”を見たのか――。ほんの数年後の近未来、4つの顔を持つ天使がこの世の終末を告げるという。

世界の終わりは2年〜8年後!?一人の少年が見た未来、さらに終末の“ビジョン”を見る者が続出!近未来はAIが統治か
(画像=Created with DALL·E,『TOCANA』より 引用)

■AIが統治しロボットのほうが多い近未来社会

 混迷を極める現在の世界情勢の中、多くが先行きの見えない生活を余儀なくされているが、それ故なのか、この世の終末の光景が繰り広げられる“ビジョン”を見たという話が数多く報告されている。この世界はどのようにして終わるというのだろうか。

 4月27日にYouTubeに投稿された興味深い動画では、サミュエル君(11歳)が見た“ビジョン”が本人の口から語られている。近い将来の社会の様相を説明するこの少年の動画は瞬く間に多くの人々の注目を集め、数週間で80万回再生を越える視聴回数を記録した。その内容は多くの共感を呼ぶと共にさまざまな憶測が飛び交っているようだ。少年が見た未来とはいったいどんな様相を呈しているのだろうか。

世界の終わりは2年〜8年後!?一人の少年が見た未来、さらに終末の“ビジョン”を見る者が続出!近未来はAIが統治か
(画像=サミュエル君 画像は「Wikipedia」より,『TOCANA』より 引用)

 少年は数々の幻視や啓示から聖書的な物語を彷彿とさせる光景を描写している。終末後の新たな世界はAIによって統治され、人型ロボットの数が人間と同等かそれを上回るようになるという。

 ロボットは教師、販売員、運転手、さらには親友としても機能している。人間同士の交流は減少し、人々は感情を失ったゾンビのように街を歩き回り、我が子の涙にも無関心となる。しかし思いやりのあるロボットはすぐに子どもたちに寄り添い、子どもたちのニーズに応えるようになる。

 将来的には、食品を含むほぼすべての商品が3Dプリンターで生産されるようになる。こうした食べ物は見た目が美しく美味しいだけでなく、昆虫や石油化学製品などの原料から作られる場合もある。

 暮らしの中でのタスクは、右手に装着した四角いタトゥーに似たデバイスで管理するようになる。デバイスを起動すると、光でできたスクリーンとキーボードがこの四角形から出現してその場で入力が可能となる。

 施設のすべての入り口に顔認識カメラが設置され、たとえばピザ屋に入るとロボットが即座にその人物の好みのメニューを準備し始めるシステムが可能になる。

 ではこの世の終末はどのようにして起きるのか。それは世界の終わりとなる大戦争によって起きるのだが、戦争は4年以内には終結するという。

 ちなみにこの時点でサミュエル君はティーンエイジャー(13~19歳)になっているという。つまり早ければ2年後、遅くとも8年後の近未来の話ということにもなる。

 大戦争の終結時にイエスの再臨が起き“最後の審判”となる。4つの顔を持つ天使たちが入れ墨を彫られた罪人たちを地獄に送り、選抜プロセスを通過した一部は人類再興のグループに加わることになるということだ。はたしてこの少年が説明する未来がすぐそこまで迫っているのだろうか。