■歯は2列、指は6本ずつ……

 人と並んだ写真からもその巨大さが分かるが、「ニューヨーク・タイムズ」によると、発見された骨格は大きさ以外にも異常な点があったという。歯が2列になって生えており、前歯は通常の人間の奥歯のような形状をしていた。さらに、手足の指は6本ずつ生えていたそうだ。

 こうした特徴から考えると、人類とは遺伝的にかなり隔たりがありそうだが、彼らが創世記に登場するネフィリムだったのだろうか!? 残念ながら、彼らの生きていた時代が特定されておらず、人類(ホモ・サピエンス)と同じ時代を生きていたのか否かはまったくの不明である。発見されたことによって、さらに謎が深まったといった感もあるが、実はウィスコンシン州では、これより以前にも巨人が見つかっていたという。

 1891年には、スミソニアン協会の科学者が同州マディソン近郊で、さらに1897年にはメープルクリークで、巨人の人骨を発見していた。どうやら、この地域一帯に巨人たちが暮らしていたようだが、伝えられるところによると、これらの人骨はすべて消失してしまったという……。イタズラが大事になるのを恐れ、何者かが隠蔽したのか!? それとも、巨人が存在した事実を隠しておきたい勢力がいるのか!?