■母親に相談し店へ

メロくんは勇気を出して母親に相談し、「いじめに苦しんでいるメルヴィンくんを助けてあげたいと思う」と説明。その上で「貯めているお小遣いで靴を買ってプレゼントしたい」と伝え、許してくれるよう求めた。

母親は深い事情を理解し、靴の購入を許可。メロくんは思い切って135ドル(約1万9,800円)の靴を買って学校に持っていき、メルヴィンくんにそっと手渡した。

■友人も先生も大感動

「悲しいし、むかつく」「僕は嫌われ者なんだ」と思い悩んでいたメルヴィンくんは、メロくんの優しさに胸を打たれた。メルヴィンくんの靴を預かった先生は事情を知って驚いたようで、SNSにメロくんの優しい行動について投稿した。

メロくんはメディアの取材を受けて「僕にもいじめられる苦しさが分かるんです」「僕は、背が低いせいでいじめを受けたことがあります」と説明し、そんな悲しい思いを誰にも経験してほしくないとも語った。