デビットカードを利用する

デビットカードとは、口座残高を上限に支払いができるカードである。

デビットカードに紐づけられた口座から即時に決済額が引き落とされる仕組みのカードで、返済能力を超えるような借金を負うリスクはない。しかし、公共料金・携帯電話料金の決済に使えないというデメリットもある。

プリペイドカードを利用する

プリペイドカードは与信審査なく、前払いした金額分を上限に支払いができるカードである。

事前にチャージした金額分しか決済できないため、使いすぎる心配はないが、クレジットカードに比べると利用できる場面は限定的である。

審査が甘めと言われるクレジットカードに申し込んでみる

事前審査なくクレジットカードを手に入れることができない。ただし、審査基準はカード会社によって異なるので、カードによっては審査に通過する可能性もある。

クレジットカードが解約されたら各種支払いの見直しも忘れずに

今使っているクレジットカードが解約されてしまうと、生活に支障をきたす人は少なくないだろう。

例えば、光熱費などの公共料金、携帯電話料金、国民年金、各種保険料などをクレジットカード決済にしているにもかかわらず、クレジットカードが解約された後に決済方法を変更していないと、支払いできずに利息や遅延損害金、強制解約になるリスクがある。

もしブラックリストに載ったとき、これらの決済方法をクレジットカード払いにしているならば、忘れずに決済方法を変更しておくことが大切だ。

文・井上喜奈子(ファイナンシャル・プランナー)
中央大学法学部卒業後、大手生命保険会社に入社。約7年、生命保険と損害保険のコンサルティング営業を行う。個人営業と法人営業を経験。出産後ライターとして活動している。