太陽光発電の発電量(赤い横線の縞模様の部分)を見ると、夏冬ともに12時付近に最大発電量となり、それ以外の時間は太陽のあたる角度の影響で、出力は小さくなります。太陽が出ていない夜間は出力はゼロになっています。夜間はいくら太陽光パネルを設置しても発電できないことがわかります。

九州は年間を通して日照時間が長いので、山林の環境破壊が問題になるほど太陽光発電の建設が多いのですが、それでも晴れの日の総発電量に占める割合は18%程度にしかなりません。また電力消費の青い線を見ると、太陽が沈んだ後も人間の活動は続いていますから、電力消費量は衰えません。