約30年ぶりにコメの取引価格が高騰しています。昨年の猛暑による需給逼迫で在庫が不足したことやインバウンド需要増大が原因とみられています。
コメ店頭で購入制限も 94年「平成の米騒動」以来の高値Y5orCvT76m
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) July 29, 2024
その結果、スーパーマーケットではコメの購入制限が始まりました。この需給逼迫は少なくとも新米が本格的に出回る9月まで続く見込みだそうです。
農水省は「全国的に見れば在庫はひっ迫している状況ではないので安心してほしい」とアナウンスしています。
コメの価格が上昇 “低価格帯が不足気味”報告もLWWGnWBd #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) June 12, 2024
今回は天候不順や日本食の需要が高まったことが原因によるもののようですが、精米して1ヶ月強で商品棚から撤去してしまうスーパーの商習慣も影響しているという指摘もあります。
コメの値上がりや品薄でスーパーでは確保困難、「令和の米騒動」と報じられています。一方で、精米してから30〜50日で商品棚から撤去される商慣習は変わっていないようです。あるスーパーは「50年以上前からそうしているからその先どうなっているかわからない」と回答しましたWl8SLca
— 井出留美 Rumi Ide (@rumiide) July 15, 2024
ただし慢性的に供給が不安定になっています。コメの供給が慢性的に不安定なってしまうのは農協と農水省に根本的な原因があります。こんな時ですら穀物への輸入関税を下げる気はないようです。
コメ不足なのに輸入関税さげない最低国家日本 TbLHvlqF pic.twitter.com/k7KpxPLNp6
— 魏徴X (@GICHOGI) July 30, 2024