レバナス投資のYouTubeチャンネルを開設!

――今度はリターンを目指してのYouTubeですが、テーマは何ですか?

レバナス:この少し前から始めていたレバナス投資についてのYouTubeを始めることにしました。

――レバナス投資とは何でしょうか?

レバナス:レバナスの「レバ」はレバレッジを、「ナス」はNASDAQ(ナスダック)100を指しています。ですから、レバナスとは、レバレッジ型投資信託のうち、NASDAQ100を対象指数としたものです。成長性の高い企業が多いNASDAQ市場に上場している企業から、金融セクターを除く時価総額上位100銘柄で構成される株価指数に対して、運用成果が2倍になることを目指す投資信託です。

――儲かりそうですが、逆にYouTubeにするようなネタは少ないのでは?

レバナス:価格が下がるときは下がりますし、レバレッジを掛けているので下がるときは2倍下がってしまいます。ですから、データ分析が必要です。そして、レバナスを扱っているYoutubeチャンネルを全て見たのですが、自分ほどに分析しているチャンネルが無いと気付き、「レバナス1本リーマン」を立ち上げました。

――収益はどうでしたか?

レバナス:2021年8月14日に1本目の動画をアップロードしてから約1年半経った2023年初めころには、企業案件も合わせた収入が、会社から貰う給料を超えるようになりました。

プーケットに移住してYouTubeチャンネルに専念!

――そうすると、会社を続けるのか?悩みそうですね。

レバナス:妻は「会社を続けても辞めても、どっちでも良いんじゃない。」という反応だったのですが、親は公務員なので「YouTuberでは社会的信用がない。」と猛反対でした。悩みましたが、結果を出せばリターンを得られる世界の魅力が勝り、会社を休職してYouTubeチャンネルに専念することにしました。

――日本でもYouTuberはできますが、海外に行ったのはどうしてですか?

レバナス:休職したら海外に行きたいと思っていました。子供をインターナショナルスクールに通わせたいと考えていた妻も、海外移住に大賛成でした。

――移住先はどう選びましたか?

レバナス:タイの首都バンコクも考えたのですが、喘息持ちの私には、空気のきれいなビーチリゾートが良いと思い、インターナショナルスクールが多くあるプーケットを選びました。

タイ南部の島、プーケットに移住

子供たちはプーケットのインターナショナルスクールにすぐ馴染んだ!

――インターナショナルスクールはいかがでしょうか?

レバナス:幼稚園児の学費は1人1年間で約150万円です。バンコクのインターナショナルスクールは300万円くらいかかるところが多いので、安いと思います。

――日本人は何人くらい学んでいますか?

レバナス: 6学年しかない新設校ですが、6学年で4人です。日本人同士で固まりすぎず、でも、相談したりできる、ちょうど良い割合だと思います。

――お子さん達は英語の授業に慣れましたか?

レバナス:小学校高学年とか中学校に通うくらいのお子さんだと違うのかも知れませんが、うちは幼稚園児ということもあり、すぐに英語に馴染むようになりました。

 

プーケットの家は広い一戸建てが中心

――どういった家にお住まいですか?

レバナス:プーケットは景観保護のため、タワマンが制限されているため、平屋や二階建ての一戸建てが集まったヴィレッジがいくつもあります。私も、そうしたヴィレッジにある一戸建てに住んでいます。

――家賃はおいくら位でしょうか?

レバナス:もちろん場所によりますが、110平米くらいの平屋であれば月額25万円くらい、180平米くらいの二階建てであれば月額30万円強になります。

――一戸建て中心になる分、バンコクに住むより住宅費は少し多くかかりそうですね。

休日はプーケットのホテルに泊まり歩いたり、ビーチに行ったり

レバナス:プーケットの島は東京23区の9割弱くらいの面積と、意外と広いのですが、鉄道やバスのような公共交通機関はありませんから、自動車があると便利です。タイは自動車が高くて1.5Lくらいの車で400万円くらいしましたが、せっかく来たプーケットを楽しむためと思って買いました。

――その車でどういうところに行っていますか?

レバナス:もちろん、ビーチに行きます。あと、プーケットには高級ホテルが多いのですが、雨季になるとハイシーズンの3分の1くらいの安値で泊まれます。ですから、雨季のシーズンでちょうど晴れた日に、「よし、行くぞ」とばかりに、高級ホテルに泊まりに行って、ビーチで遊んだりするのが楽しいですね。

インタビューを終えて

税引き後の収入で比べると、今では会社員時代の約10倍になるようです。もう、会社に復職する気も無く、投資、YouTuberを含むオンライン事業の2本柱で生活していくと語っていました。

日本を代表する自動車会社のエンジニアが海外でYouTuberをしていくという彼の選択は、技術立国日本にとっては大きな損失です。しかし、こうした人材に正当なリターンを与えてこなかった日本の制度を冷静に判断してベストな道を選んだ結果が、この選択だったのでしょう。彼の選択を批判する人は、日本の制度を改める方向で動くべきです。