両世代間で仲良くしたい人の割合は?

さらに、「対人関係における苦手なもの」(複数回答あり)では、若者・シニアともに「大勢で集まる場」「人前で何かをする」「人に注意をする」などに多くの回答が集まりました。

苦手とすることに世代別の差は大きくないものの、ここでもイメージの差は開いています。若者が思うシニアが苦手なことで、「人に注意をする」ことは5.3%。ですが、実際には37.5%の人が苦手だと回答。

シニアも43.5%が若者は「人に合わせること」が苦手だとイメージしているなか、実際には15.5%でした。

このようにイメージの差があるなか、「両世代間で仲良くしたいか」を聞いたところ、両世代ともに「相手から来るようであれば仲良くする」と答えた人の割合が最多でした。

実際の仲の良さについては、残念ながら「身近に対象の人がいない」と答える人が最も多い結果となりましたが、機会があれば世代をこえて交流したいと考えている人は少なくないようです。

調査概要

調査名:若者とシニアに関するアンケート調査

対象者条件:全国15~34歳、60歳以上の男女

サンプルサイズ:800サンプル(上記対象者男女均等)

調査方法:Webアンケート

調査主体/機関:株式会社アスマーク

<参照>

金融庁「金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書『高齢社会における資産形成・管理』」



若者とシニアの間で、苦手なモノのイメージに差があり、仲良くなりたいという気持ちがある傾向~若者とシニアに関するアンケート調査~