ホットカーペットは、冬の寒い足元を暖めてくれる便利な商品です。汚れが目立ってきて、新しいものに買い替えようと検討中の人もいるでしょう。では、古いホットカーペットは、どのように処分すればいいのでしょうか。

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(画像=『BCN+R』より 引用)

 今回は、ホットカーペットの処分方法について詳しく解説します。ホットカーペットの素材などによっても処分方法が変わってくるため、注意が必要です。この記事を参考に、適切な方法で処分できるようになりましょう。

自分で捨てる

ホットカーペットの正しい捨て方解説 燃えるゴミか燃えないゴミか、自分で捨てるか業者に頼むか
(画像=『BCN+R』より 引用)

 ホットカーペットを自分で処分する場合の方法には、以下の2つが挙げられます。

■粗大ゴミとして捨てる
■普通ゴミとして捨てる

 それぞれ詳しくみていきましょう。

粗大ゴミとして捨てる

 粗大ゴミとは、ある一定以上のサイズの廃棄物のことです。基本的にゴミ処理場を管理しているのは自治体であり、安い処分費用で依頼できます。

 処分するには、自治体が決めた回収場所まで運び出すことが必要です。マンションであれば、マンション前が回収場所に指定されていることもあるでしょう。回収場所に持ち込む以外にも、ゴミ処理場が近くにあるという人であれば、そこへ持ち込んで処分してもらうこともできます。

 ホットカーペットを粗大ゴミとして出す方法の例は、以下のとおりです。

  1. 粗大ゴミの収集日を電話、インターネット、はがきなど指定の方法で予約する
  2. 処分費用分の「粗大ゴミ処理手数料券」を指定の販売所(コンビニエンスストアなど)で購入する
  3. 収集日に購入した粗大ゴミ処理手数料券を貼り付けて、指定場所へ出す

 粗大ゴミ処理手数料券は、ホットカーペットのよく見える位置に貼り付けるようにしてください。ホットカーペットの生地によっては、剥がれてしまいそうな場合もあるでしょう。その際は、ホットカーペットを紐でしばって、しばった紐に貼り付けるような工夫をすると安心です。

 また、粗大ゴミの収集は時間の制限が設けられている場合があります。自分が住んでいる自治体ではどのようなルールになっているのか、必ず確認したうえで対応してください。

 なお、粗大ゴミの廃棄には処分費用(粗大ゴミ処理手数料券)が発生します。サイズによって料金が変動することが多いため、料金確認もおこないましょう。自治体によって異なりますが、500円から1000円程度で処分できることが多いようです。

普通ゴミとして捨てる

 一辺が30cm以下のホットカーペットであれば、普通ゴミとして廃棄できる自治体もあります。普通ゴミとして捨てる場合、布地部分と電源部分と分別して処分する必要があるため注意しましょう。

■布地部分:燃えるゴミ/不燃ゴミ(素材によって異なる)
■電源部分/リモコン:不燃ゴミ

■燃えるゴミに分類される素材
・ウール
・絹
・綿
・竹
・麻
・い草
その他天然繊維で作られている

■不燃ゴミに分類される素材
・レーヨン
・ポリエステル
・アクリル
・ナイロン
・ポリプロピレン
その他合成繊維が含まれている
裏地に滑り止めが付いている

※自治体によって異なってくるため、処分前に必ず確認するようにしてください。

 ホットカーペットの布部分と電源部分を切り離すとき、生地の切断には十分注意しましょう。ホットカーペットの生地には、電熱線が通っています。電熱線は普通の布と違って固いため、切るのが困難です。切断する場合は軍手を着用し、手を傷つけないように作業してください。