人によって「恋愛相手に何を求めるか」はさまざまであり、相手に求める条件として「年収」や「財産」などを挙げる人もいるかと思います。
そうした持ち物のなかでも、「車」は高額な資産に属するため、以前から「この車に乗ればモテる」といった話は後を絶ちません。
実際のところ、交際相手に「いい車に乗ってほしい」と考える人はどのくらいいるのでしょうか。今回は20代から30代の女性を対象に、「交際相手に乗ってほしい車」について話を聞きました。
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車に散財するよりは軽の方が…
都心部で若者が車を維持、逆に不安?
車に散財するよりは軽の方が…
現在では物価の高騰や税金・社会保険料の上昇などを背景に、生活を縮小する傾向が見られます。「若者の車離れ」が叫ばれて久しい現状、「交際相手の車は気にしない」といった声も多くなっているようです。
「好きになった人なら、車種とかは別に気にしないですね。今住んでいるのが割と田舎なので、車自体は持っていてほしいとは思いますけど。普通に軽に乗っている人とも付き合っていましたし、とくにそれでどうこうっていうのはないです。
それよりも、『車にばかりお金をかけていないか』とかの方が気になりますね。同年代で高級車に乗っている人は逆に、ちょっと警戒しちゃうかもしれません。自分でちゃんと稼いで乗っている人もいると思うので、かなり偏見ですけど……」(20代女性、事務職)
このように、車を「ステータス」を表すアイテムとして見るのではなく、「生活の足」として考え、身の丈に合った車種に乗ってほしいとする意見は少なくありませんでした。
都心部で若者が車を維持、逆に不安?
続いても、「相手の車種は気にならない」という意見です。
「全然気にしないですね。今23歳で、同年代で車を持っている人も少ないですし、あったらいいかなくらいのイメージです。というかこれまで都内で生活してきて、自分の車を持っている人と付き合ったこともないですし、私と同じくらいの給料で車を維持しているとしたら、逆に『生活大丈夫?』と心配になるかもしれません。
でも将来のことを考えると、子育てとかで車はあった方がいいとは思うので、運転免許は持っていてほしいですね」(20代女性、IT系)
生活費と車の購入・維持費のバランスを考え、「そもそも車自体があまり必要ない」とする声も聞かれました。とくに駐車場代が高く、公共交通機関も充実しているエリアで暮らしている若い世代にとっては、車がある生活そのものが贅沢であるように映っているのかもしれません。