■メーカーは「推奨しない」
ここで注意点をひとつ。今回の取材に際し、シャープからは「ウイスキーを瓶ごと凍らせる行為については、瓶が破損する可能性もあるため、当社では推奨しておりません」とのコメントが得られたのだ。
飲料メーカーも同様の注意を喚起しており、「サントリーホールディングス株式会社」公式サイトには「アルコール40度のウイスキーが凍る温度は、約マイナス24℃のため、冷凍庫内がそれより低温になりますと、凍って割れることもあります」「冷凍庫内での位置や、詰め込みの状態、扉を開け閉めする回数など、さまざまな要因によって冷凍庫内の温度は変化しますので、冷凍庫での保管は避けていただくようにお願いします」と、記されている。
やはり今回ウイスキーが凍ったのは、様々な要因が重なった結果…ということだろうか。ウイスキーを冷凍庫で保管する際は、くれぐれも「自己責任」という点を忘れずに。