コネクテッド技術で安全をサポート

エルフミオは、高度純正整備「PREISM(プレイズム)」のコネクテッド技術を活用した「プレイズムスマホアプリ」にて、パソコンやスマートフォンで常時車両コンディションを把握することが可能です。

消耗品の状況や故障の予兆をとらえ未然に防ぐとともに、故障した場合もすぐに直すことで安全稼働に寄与するそうです。

車検や点検の期日が事前にわかるプッシュ通知機能、ワンプッシュでオペレーターに電話がつながるサポートも用意しています。また、安全機能では、「プリクラッシュブレーキ(直進時)」「車間距離警報」「誤発進抑制機能」なども搭載とのこと。

より多くの「トラックの選択肢」提供を目指す

発表会で登壇した、同社の代表取締役社長COOの南真介氏は、「少子高齢化による担い手不足に加え、AT限定免許保有者の増加、新免許制度などにより、トラックドライバーの人材確保は困難さが増しています。トラックを運転することが難しい、というイメージを払拭したい。その思いから、誰もが乗れる小型トラックの開発を推進してきました」とエルフミオ開発の背景を語りました。

また、新しいビジネスエリアの創造においては、従来の訪問販売だけではなく、世の中の変化に合わせてWeb販売にも挑戦し、これまで接点のなかった顧客層拡大を目指していくそうです。

「いすゞの使命は『地球の『運ぶ』を創造する』です。それは、物流を担っている方々に、より多くのトラックの選択肢を提供することです。エルフミオは、その1つとしてお客様と社会の課題にフォーカスし、的確な選択肢を提案できることを目指していきます」と、エフルミオ発売への展望と意気込みを述べました。

新CM出演の本田翼さん「トラックの概念がひっくり返った」

発表会には、エルフミオのイメージキャラクターで、7月30日(火)から放送開始する新CMにも出演する本田翼さんも登場しました。

トークセッションで、エルフミオの印象を聞かれた本田さんは「トラックは自分とは遠い存在だと思っていたんですけど、色がかわいくて清潔感もあって、私のなかのトラックの概念がひっくり返しました!」と魅力を語りました。

自分の相棒のような存在になってくれそう、とエルフミオに好印象を持った本田さん。車両発売日に合わせて開設するオンライン販売チャンネル「エルフミオストア」の実演では、シンプルな操作で自由にカスタムできるという仕様に「すごく身近で手軽!」と、こちらも絶賛。

エルフミオでやりたいことにはキャンプを挙げ、「私はインドアなんですけど、アウトドアな景色がすごく好きなんです。なので、これは私の理想形ですね」と楽しそうに語ってくれました。

実は、東京オートサロン2024で、いすゞ自動車のグループ企業、いすゞA&S株式会社が、トラックの新しい使い方を提案するコンセプトカー「エルフミオ アウトドアエディション」を出展しています。


2024年1月開催の東京オートサロン2024に出展した「ELFmio OUTDOOR EDITION」

ウッドデッキ仕様の荷台にテントを乗せた、モノを運ぶだめだけではない使い方は、本田さんが望む「理想形」のアウトドアの相棒としての可能性も感じられます。

「だれでもトラック」として発売するエルフミオ。ドライバー不足問題解消だけでなく、日常生活での身近で頼れる存在にもなるかもしれません。