■事故の全容が恐ろしすぎる…
ゲリラ豪雨も珍しくないこれからの時期、冠水を伴う事故にはいっそうの注意を払いたいもの。危険な体験をした直後にも関わらず、ツイート投稿主・筋トレ100%マンさんは「安全運転の注意喚起になれば」という思いから、取材を快諾してくれたのだ。
今回の事故は26日午前中、常磐自動車道(以下、常磐道)にて発生したもので、NEXCO東日本(東日本高速道路株式会社)は「車両4台の事故」が起こったと発表している。
事故当時、筋トレ100%マンさんは追越車線を走っており、同じく追越車線を走ってた前方の車が冠水した部分に突入し、猛烈な水飛沫が飛ぶ瞬間を目撃する。すると冠水の影響で前方の車が突如減速し、そこに後続の車計3台が追突するという玉突き事故が発生してしまったのだ。
玉突き事故最後尾の車の後ろを走っていた筋トレ100%マンさんはフルブレーキを踏み、なんとか危機を回避できたワケだが「本当に恐ろしい体験でした」と振り返っている。
■命を救った「習慣」に納得
そこで続いては、今回の「危機回避」において最も重要だと感じた点について尋ねてみる。
すると筋トレ100%マンさんは「とにかく車間距離を空けること」を強調しつつ、「普段からバックミラーをちょくちょく見る癖をつけることで、ブレーキを踏む瞬間にバックミラーで後続車を確認する事ができます」「今回もフルブレーキ直前に一瞬後方確認をし、トラックなどがいないことを確認できたので躊躇なくブレーキが踏めました」と、ブレーキを踏む直前の、まさに「一瞬」の重要性について説明してくれたのだ。
車のブレーキと聞くと「ペダルを踏むだけ」の簡単な動作を思い浮かべる人もいるかもしれないが、実際のところ「フルブレーキ」は難しいブレーキ操作であることを強調しておきたい。
筋トレ100%マンさんが気にしていたように、後続に車間距離の狭い車が走っていた場合は玉突き事故を誘発する可能性もある上、一部車線が冠水していたということは、ブレーキを踏む際に路面のコンディションが最悪であったものと思われる。
今回はそうした状況にありながらも、「後方の確認」を怠らなかったため迷わずフルブレーキが踏め、結果として事故を回避できたというワケなのだ。「車間距離の維持」を意識しているドライバーも多いと思うが、ぜひ「バックミラーの小まめな確認」も、習慣として身につけておきたい。
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
提供元・Sirabee
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