常磐道で発生した玉突き事故の現場で、九死に一生を得たドライバー。事故を免れた「咄嗟の判断」と「習慣」に注目が集まっている。
願わくば非常事態などに遭遇しない人生を謳歌したいものだが、そうは言っていられないのが世の理。どれだけ細心の注意を払っていても「理不尽」の3文字は突如現れ、我々の生活を脅かしていくのだ。
そうした中で求められるのは、やはり咄嗟の判断力。現在ツイッター上では、壮絶な「玉突き事故」を免れたドライバーの体験談が話題となっているのをご存知だろうか。
■事故が起こった状況は…
注目を集めているのは、ツイッターユーザー・筋トレ100%マンさんが投稿した一件のツイート。
「常磐道で玉突き」という書き出しから始まる投稿には、交通事故現場の様子が収められた写真が添えられており、車体が損壊した車両が複数確認できる。
ツイート本文は「冠水してる追越車線に突っ込んで減速した車に後続車が激突した模様。おれはほんの少し前で水飛沫の中、車が吹っ飛んでるのが見えフルブレーキ! 手前1mでギリギリ止まれた。本当に死ぬと思った。フルブレーキ前に無意識にバックミラー確認して判断できたのも良かった」と続いており、文末は「まだ手が震えてる」という言葉で締めくくられていた。
■「車間距離」の重要性を改めて実感
筋トレ100%マンさん本人、および車は大事に至らなかったようだが、ブレーキのタイミングがほんの少しでも遅れていたらと考えると…まさに血の気が引く思いである。
件のツイートは投稿から1日足らずで4,000件以上ものRTを記録しており、他のツイッターユーザーからは「フルブレーキを決断するのって難しいんだよな」「追越車線は水が溜まりやすいので危ないね。地元でも意外なところが窪んでいるし、知らない土地なら尚更」「高速道路で車間距離詰めてくる人にはこのツイートを見てほしい」といった反響の声が多数寄せられていたのだ。
まさに九死に一生を得た筋トレ100%マンさんだが、今回フルブレーキを踏むことができたのは、日頃から心がけている「ある習慣」による部分が大きいというのだ。気になるその習慣とは…。