■複数年契約のデメリットを指摘

複数年契約の弊害について江本氏は「(単年のほうが)現場の監督とコーチもやりやすいと思うんですね。 どうしても気を遣うんですよ」と話す。

そして「選手が故障したとしても、契約が保障されているため、無理をせず休んでしまうことがある」「監督コーチも『無理して出ろ』とはいいづらい」「単年の選手もいて、複数年契約の選手が高い年俸もらって、のんびり休んでいるのを見ると、選手同士の空気も雰囲気が悪くなる」などと、デメリットを指摘した。