■地球外文明由来のUFOの兆候である可能性
2015年になって研究者のマーティン・ショー氏とクリス・オーベック氏によって漁師たちが目撃したものについての検証が行われた。クリス・オーベック氏は、文化史としてのUFO現象の研究における第一人者であり、このテーマに関する多くの著作を手がけていることでも知られている。
研究チームは合理的かつ科学的なアプローチで調査を実施し、たとえば太陽の角度を綿密に計算した後、光学的な空中現象である「ハロー現象」の可能性が除外された。
また、事件が海洋上で起きたことを考慮に入れて、研究チームは遠方の自然現象だった可能性が最も高いと仮定してみたのだが、確かに特定の条件下では地平線にシュールでダイナミックな蜃気楼が生じるものの、このケースでは空中のより高い位置で、より長い時間UFOが目撃されている。そのうえ、蜃気楼で帽子の形(あるいは円盤型)をしたオブジェクトが投影されることはないという。
検証の結果、本件で目撃された物体が地球外文明由来のUFOであった可能性は残るということだ。UFOファンにとって心躍る中世の一大イベントとして、今後さらなる分析が盛り上がるかもしれない。もちろん、彼らの検証の結果には「単なる鳥の群れだろう」と異を唱える向きもあるが、何十年と海洋の気象を肌で感じてきた複数の漁師たちが驚愕し、「空の船」と表現しているという事実は決して軽視できるものではない。UFOの空中戦という“激レア”な航空現象に新たな分析があり得るのか、大いに気になるところだ。 参考:「UFO Holic」、「Anomalien.com」、ほか
※当記事は2022年の記事を再編集して掲載しています。
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提供元・TOCANA
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