■宇宙の廃棄物処理

NASAによると、国際宇宙ステーションで行われる科学実験や貨物の廃棄物は、通常ではスペースX社が運営するドラゴン宇宙船のカプセルに積んで地球に持ち帰られている。

しかし、2021年のアップデートの際には、ロボットアームを用いてSUVほどの重量の廃棄物を地球軌道に解放した。連邦政府機関は、廃棄物が音速の22倍の速さで大気圏に突入することから、完全に燃焼すると見込んでいたためだ。

NASAは声明で、国際宇宙ステーションにおける残骸の残留原因を特定し、廃棄と再突入の詳細な分析を行う調査を実行すると明らかにした。また、「地球低軌道の責任ある運用を維持し、宇宙ハードウェアの解放時のリスクを軽減するための対策に取り組む」と言及している。

(取材・文/Sirabee 編集部・本間才子)

提供元・Sirabee

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