■気になる味は…
グラスに移してみたところ、色の違いがかなりあり驚かされる。ボトルが置かれていなかったら、異なる種類のお茶だと勘違いしてしまいそうだ。
まず、今までの『綾鷹』を飲んでみたところ…普通に美味しい。しっかりとした苦みと渋み、そして『綾鷹』ならではのかすかにザラッとした舌触りも感じられ、これがたまらない。慣れ親しんだあの味だ。
一方でリニューアル後の『綾鷹』を飲んでみると…おお、結構違う! 軸となる味わいは似ているが、口当たりが軽やかで茶葉の甘みがより主張されているように感じる。苦みは控えめでマイルドになり、のどが渇いた時や食事のシーンなどにより適している印象も。
正直、個人的には味だけで言うと、グッと来る苦みがあった以前のほうが好み。しかし、苦みを求めるのであれば『綾鷹 濃い緑茶』を選べばいいわけであり、飲みやすく、容量も多くなった新しい綾鷹のほうがいい、という人も多そうだ。