■日本プロ野球はチーム単位で
日本のプロ野球でも、全選手が同じ背番号を着用して試合を行ったことがある。
2012年7月1日、4日にはプロ野球初の試みとして『ライオンズ・クラシック 稲尾和久 生誕75周年 永久欠番メモリアルゲーム 〜背番号「24」の記憶〜』と題し、埼玉西武ライオンズの全選手たちが、西鉄ライオンズのエースだった稲尾和久の背番号「24」を着用した。
2015年の8月6日には原子爆弾投下70年という節目の日だったこともあり、広島東洋カープの全選手が背番号「86」を着用。続く2016年9月29日には三浦大輔の引退試合に合わせて、横浜DeNAベイスターズの全選手が背番号「18」を着用した。
さらに2017年9月24日には井口資仁の引退試合に合わせて、千葉ロッテマリーンズの全選手が背番号「6」を着用。2019年9月23日には福浦和也の引退試合に合わせて、やはりロッテの全選手が背番号「9」を着用するなど、チーム単位では行われてきたが、12球団の全選手が同じ背番号で試合をしたことはない。