81歳になってもせっせと働く男性が襲われ、仕事に使う大事な車を台無しにされた。しかし地域の人々に支えられ、「また働きたい」と語るように。事件の経緯とその後について、アメリカのメディア『Fox News』などが伝えている。

■配達の車を奪われる

アメリカ・イリノイ州シカゴで暮らす退役軍人のアーニー・アイモニーさん(81)は、40年ものあいだピザを配達する仕事を続けてきた。しかし数日前、ピザを届けて車に戻ろうとした時に背後からいきなり襲いかかられた。

「おい、鍵をよこせ」という声が聞こえた直後、何者かに顔面を殴りつけられたアーニーさん。最悪の結果を回避すべく死んだふりをしたところ、男らはアーニーさんの鍵を奪い、車に飛び乗って逃走した。