大塚製薬株式会社のサプリメントブランドであるネイチャーメイドは、20~50代の働く男女500人を対象に「ビジネスパーソンの筋トレと栄養摂取事情調査」を実施しました。

また、公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟(以下、JBBF)の所属者を含む‟身体づくりのプロ”43人にも、同様の調査が行われました。

きっかけは同じ傾向

ビジネスパーソンが筋トレを始めたきっかけについて、「体型を変えるため(ダイエットを含む)」で、男性で42.1%、女性で54.8%と男女ともに1位となりました。

男性の2位は「体力をつけるため(41.3%)」、女性の2位は「体型を維持するため(39.4%)」でした。

身体づくりのプロへの調査でも「体型を変えるため(ダイエットを含む)(60.5%)」が1位でした。

ビジネスパーソンの約半数がジム通い

20~50代男女のビジネスパーソンを対象に、ジムに行っているか、ジムでどんな運動をおこなっているか質問したところ、48.0%と約半数がジムに行っていることが分かりました。

ジムで行っている運動にプロとの違いはあるのでしょうか。複数回答式で、それぞれにたずねています。



ビジネスパーソンは、「ウォーキング(29.8%)」、2位は「筋トレ(26.2%)」。プロは、全員が「筋トレ」と回答。次いで「ストレッチ(32.6%)」が選ばれています。

プロは腹筋に注力しない!?

どの筋肉を鍛えているのかを複数回答式でたずねると、ビジネスパーソンの回答1位は男女ともに「腹」、それぞれ75%を超えています。続く2位は、男性が「腕(63.6%)」、女性が「脚(63.5%)」でした。

女性からは「ヒップ(32.7%)」という回答が多く集まっていますが、男性は20%以下と性差が生じています。

身体づくりのプロには、最も注力している部位を聞きました。

身体づくりのプロの場合は、「腹」は0人。最も多くの回答を集めたのは「脚(37.2%)」で、ビジネスパーソンとは異なる結果を示しています。

この結果について、元JBBF日本チャンピオンの久野圭一氏は「筋トレは全身を満遍なく鍛えることがバランス良く体力を付け、見た目を引き締めるためにも重要で、代謝を高め痩せやすい身体を作るためには全身の筋肉量を増やすことが大切」「(身体づくりのプロの結果を受けて)脚トレの重要性を再確認しています。私も全身の中で最も大きい部位でもある脚を1番重視しています」とコメントしています。