■どんとこい、インバウン丼
しかし実際、一般的な日本人にはなかなか手の出せない値段である。国内のネット上ではちょっぴり嫉妬の思いを込め、「インバウンド」(訪日外国人観光客)と丼をかけた「インバウン丼」というイジりの声が数多く上がった。
今回記者がインバウン丼の印象について直撃したのは、この日「千客万来」へ初めて来た40代台湾人男性のリンさん。
これまでの流れを説明すると、「インバウン丼!? そんなワードで面白がられているのですか(笑)。大丈夫です。我々観光客も商品の相場や価値はだいたい頭に入っていますので、この値段はまだまだ想定内」と笑う。