■偉大な“存在”に見透かされる
「そして突然、ゴロゴロという音とともに“世界”が開きました。裂け目から牽引光線(トラクタービーム=SF作品などに登場する、対象物を引き寄せる効果を持つ光線)のような凄まじい光量の白い光が私の魂を直撃しました。それから私はとても強大な存在の前に立っていて、自分は取るに足らないものだと感じました。これまで体験したことのない方法で“見られている”と感じたのです」(コーリー氏)
この時、コーリー氏はまるで異質な知性体にすべてを見透かされたかのような絶対的な恐怖を感じたという。
「まるでミミズにロケット船の設計図を見せたかのように、自分が見ている存在に比べて自分がとてもちっぽけであるように感じました。ミミズは宇宙に行くことはおろか、設計図が印刷された紙を理解することさえできません」(コーリー氏)
何かもが圧倒的に勝った存在を前に、自分が死んでいるも同然の何でもない存在に感じられてきたというのだ。
「私は自分の快適ゾーンからはるかに外れており、私の理解もはるかに及びませんでした。とても大きくて明るい存在がありましたが、私は(それを理解する)正しい感覚を持っていません。自分が見ているものを理解することができませんでした」(コーリー氏)
そしてコーリー氏はこの偉大な存在に何らかの捧げ物をしなければならないという強い衝動に駆られたという。この存在とは“神”だったのだろうか。
「お金? 持ち物? 財産すべて? 私たちが与えることのできる最大の贈り物は私たちの命です。そしてその瞬間、私はそれでいいのだと気づきました。自殺するという意味ではなく、単にこの存在は完璧であり、私は無であり、私が存在に提供できる最大の贈り物は私の生しかないのです」(コーリー氏)
この体験でコーリー氏は古代マヤ文明とアステカ文明がどのようにして人身御供に重点を置いた祭祀文化を築いたのかを理解できたという。特にアステカ文明ではきわめて残酷な人身供養の儀式が行われていたことが知られているが、それが可能であった背景にはこの幻覚剤の影響があったに違いないことが、身をもって体験したことで如実に理解できたというのだ。
コーリー氏のは今回の衝撃的な経験は人生を変えるものだったと振り返り「人生における私の見方全体が完全に変わったことは否定できません」と語る。法的な問題もあってなかなか具体的に語られることのないアヤワスカについての貴重な体験談が今回共有されたことは間違いない。
参考:「Daily Star」ほか
文=仲田しんじ
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提供元・TOCANA
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