■石打ち
石打ち刑は古代の野蛮な風習のようにも思えるが、実は現代でも行われている。
英紙「The Sun」によれば、イランの刑法には「石打ちに使用される石の大きさは、囚人を一、二投で殺せるほど大きすぎてはならず、同時に石と呼ぶには小さすぎてもいけない」と定められているという。
死刑囚は何らかの方法で拘束されており、時には地面の穴に頭だけを突き出した状態で埋められることもあるという。死刑囚はまったく抵抗できない状態で投げつけられる石によるダメージを受け続けるのである。
石打ち刑は主にイスラム教の法制度であるシャリア法の下で生活するコミュニティで行われていると考えられているが、中央アメリカでも石打ち刑は報告されている。