【過去の事例】

 小学館をめぐっては、過去にも作品の映像化において『セクシー田中さん』と同様の問題が起きていたという告発も相次いでいる。『しろくまカフェ』原作者の漫画家、ヒガアロハ氏は5日、X上で次のようにポスト。

<無期限休載するというツイートをしたら、翌日小学館へ呼び出され、編集長とメディア事業部の人たちに囲まれて「ツイートは削除しろ」と言われました>

<今でもうっかり思い出すととても悔しいのが、読者の方からのお手紙やプレゼントを全部捨てられていたこと>

<あれからもう10年も経つし出版社も変わったし「当時のツイートは消していこうか」と考えていた矢先の、今回の出来事でした。私も当時はものすごく叩かれました。芦原先生がブログ記事を書かれたのが他人事ではなかったです>

 ヒガアロハ氏は小学館の漫画雑誌「flowers」で『しろくまカフェ』を連載中だった2012年、同作のアニメ化に際して制作サイドに意見を伝える機会を与えられず、アニメ化に関する契約書も取り交わされていなかったため、旧Twitter上で無期限休載を表明。その経緯について当時、以下のように投稿していた。

<先日、編集部と制作会社と私とで、話し合いの場を設けてもらいました。私が意見を言える初めての機会となりました。これまでの半年間くらい、あちこちに頼み続けてたつもりだけど、一向に取り合ってもらえなかったから、長かった>

<今月からの休載宣言と、知的財産管理の専門家に文書を作成してもらって配達証明で送るという手段を取って、やっと動かすことができました。話し合いには弁理士さんも同行してもらった。編集部側に全面的に非があるということで、謝罪してもらいました>

<アニメ関連については、まだ契約書が作成されてなくて、私は1円もいただいてないっす>

(文=Business Journal編集部)

提供元・Business Journal

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