大勢の人に向けたメッセージというのは、何よりも「分かりやすさ」が重要。しかし分かりやすさを重視した結果、文章が長くなってしまい、見向きもされなくなった…ともなれば、本末転倒である。

ところでX(旧・ツイッター)上では、都内で発見された「極限まで情報を削った張り紙」に、称賛の声が寄せられているのをご存知だろうか。

■いくらなんでも安すぎる…?

19日から20日にかけてX上で話題となっていたのは、京王電鉄の分倍河原駅構内に掲出された複数枚の張り紙である。

駅で遭遇した7文字の張り紙、完全に意味不明と思いきや… 「天才のアイデア」と称賛の嵐
(画像=『Sirabee』より 引用)

中でも注目を集めていたのは券売機エリアに出現したもので、こちらには「B’z 140円」と、思わず二度見してしまう内容が記されていたのだった。日本を代表するロックユニット・B’zの値段が140円というのは、どう考えても安すぎる…。

他にも、B’zと書いて「アイドリッシュセブン」と読ませるような、シュールな並びの張り紙も話題を呼んでいた。

駅で遭遇した7文字の張り紙、完全に意味不明と思いきや… 「天才のアイデア」と称賛の嵐
(画像=『Sirabee』より 引用)

そこで今回は、話題の張り紙を掲出した「京王電鉄株式会社」に詳しい話を聞いてみることに。その結果、なんとも微笑ましいエピソードが明らかになったのだ。