宿主側の要因:免疫の変化

宿主側、すなわち人々の免疫系に何らかの変化が起こった可能性も考えられます。最近、特に注目されるのはコロナワクチンの影響です。ファイザーが発表したネイチャーの論文でも、コロナワクチン接種直後にはリンパ球の著明な減少など、免疫の一時的な低下が報告されています。

もし国民のほとんどが接種したコロナワクチンが原因で免疫が低下しているのであれば、これも感染急増の一因として有力な候補となるでしょう。

また、リモートワークの普及や外出自粛により、感染症に対する免疫力が低下した可能性も大いにあります。 新型コロナウイルス感染症の流行により人々の生活様式は大きく変わりました。特に、長期間にわたるマスク着用や手洗いの徹底が、一般的な感染症に対する免疫を低下させたことは容易に想像が出来ます。

ワクチンにしろ、感染対策にしろ、これは人間側の行動により発生したもので、ある意味「人災」です。

報道の偏りと問題点

上記の通り、いずれの原因が主であるかは現時点では確定できません。しかし、ここで問題なのは、このような報道において「ワクチンの影響」に関しては一切触れられていない、ということです。

我々は「国民の命を守る!」と言ってコロナ禍の数年間を耐えてきました。命を守ることに、コロナも人食いバクテリアも変わりはありません。その死の原因が我々の行動にある可能性が少しでもあるのなら、それは周知徹底し、皆で議論すべきです。

国民の健康に関わる重要な情報は、公平かつ透明に提供されるべき。その意味では、ワクチンの影響を故意に無視することも、逆に過度に強調することも控えるべきでしょう。

とはいえ、現状ではコロナワクチンに対するネガティブな情報を発信することは多くのSNSで規制がかかっていますし、また大手メディアでもその様な報道はほとんど見られません。これは明らかに言論統制と言ってよいでしょう。

「可能性の一つ」ということすら言えないなら、それはまさに「異常事態」です。現在のような過剰な「言論統制」がさらに進行しないことを切に祈っています…。

以上、「劇症型溶連菌(人食いバクテリア)の激増?を正しく理解する」でした。