「アサクリ問題」で「弥助」や「日本人が率先して奴隷制を行っていた」というトンデモを世界に広めてしまった日本大学・ロックリー准教授ですが、ネット上のアカウントをすべて削除して逃亡してしまいました。NHKもその論旨を真に受けて番組を作っています。佐村河内守氏以来のねつ事件ということになってしまうのでしょうか。

日本の歴史修正主義者の仕掛け人であり、伝説の黒人サムライ弥助についての著書で有名なトーマス・ロックリーが、自身のソーシャルメディアをすべて削除し、インターネット上から姿を消した。これは彼が2015年からウィキペディアで学術論文を編集していたことが発覚した後の出来事だ。

参照:経歴が削除された日本大学の教員紹介ページ

驚くべきことにNHKも「Black Samurai 信長に仕えたアフリカン侍・弥助」という番組を制作しています。7月19日現在、視聴できなくなっています。

 

2021年に放映された『Black Samurai 信長に仕えたアフリカン侍・弥助』 NHKアーカイブスより

ロックリー准教授は、架空の「黒人侍」の小説を書いていたようですが、これを史実として海外に売り込んでいました。