■「賞味期限」と「消費期限」の違い
知っている人も多いだろうが、改めてここで「賞味期限」と「消費期限」の違いについて押さえておこう。簡単に言うと、賞味期限は「おいしく食べられる期限」で、消費期限は「安全に食べられる期限」だ。
賞味期限は、袋や容器を開けないまま書かれた保存方法を守って保存していた場合に、「品質が変わらずおいしく食べられる期限」のこと。つまり期限が過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではない。
一方の消費期限は、弁当や惣菜、ケーキなどのすぐにいたみやすい食品に表示されており、食品メーカーなどは消費期限が過ぎたものは食べないよう呼びかけている。