■さらに余罪も

パターソン被告は現在、3件の殺人と5件の殺人未遂で起訴されている。殺人未遂容疑のうち2件は7月の食事会に関するもので、警察は「さらに過去に起きた3件の未遂事件への関与も立件された」と発表した。

2021年から2022年にかけてビクトリア州で起きた3件の事件であり、レオンガサ近郊の町であるコランブラに住む48歳の男性が食事後に体調を崩したことも、パターソン被告による犯行だと公表。現在、この件でも拘留中だと明らかにしている。

■我が子に別メニューを提供

事件の被害者たちの詳細も公表された。レオンガサで7月30日に4人が昼食会に参加。食事後に不調を訴え入院したゲイル・パターソンさん(70)とドン・パターソンさん(70)の夫妻、妹のヘザー・ウィルキンソンさん(66)の3人が、数日後にメルボルンの病院で死亡した。

4人目の被害者ヘザーさんの夫であるイアン・ウィルキンソンさん(69)も数週間入院し、約2ヶ月後の9月23日に退院したという。

パターソン被告は事件について、当初は「打ちのめされている」「これまで会った中で最高の人たち」などと故人について語っていた。しかし自分の2人の子供たちには別の食事を提供していたため、警察は「殺意を持って行動した」と結論づけた。

(文/Sirabee 編集部・ジェス タッド)

提供元・Sirabee

【関連記事】
サイゼリヤ、ミラノ風ドリアに”異変” 「こんな形だった?」ネットで驚きの声続出
「お店に並んだチョコ」のはずなのに… ある世代は別モノにしか見えないと話題
アクシデント発生したスーパー、入り口を見ると… 全て解決する「ユルさ」があった
30代女性の6割がバスタオルは毎回洗濯 「そんなに汚れない」との意見も
注文通り真っ赤な商品を提供したマックが後悔 購入者に「ご連絡を」と呼び掛け