■近隣住民が救助へ
ブルヘッド・シティ消防署の調査によると、火事は1階の玄関エリアで発生し、瞬く間に燃え広がって火の気は2階にまで上がっていった。
近所に暮らすパトリック・オニールさんはメディアの取材に対し、火事に気が付いた近隣住民たちは子供たちを救助しようと、2階にはしごを設置したことを明かしている。
しかし「数人が建物内に侵入しようと試みるも、火の勢いが強く煙を吸い込み、呼吸が苦しくなってしまった」と当時の状況を述べた。
■5人全員が遺体で発見
その後に消防車が到着し、そこからわずか数分間で火は消し止められたものの、子供たち全員が焼死体で発見された。
調査員に対し、父親の男性は「食料品やクリスマスプレゼントを買いに行っており、2時間半ほど留守にしていた」と話している。
なお、5人の子供たちは同署に務める隊員の孫だったといい、残された遺族たちの悲痛は相当なものだろう。