■事故がネットで拡散
見物人たちはこの光景を撮影し、ゴンドラにしがみついているずぶ濡れの観光客たちの姿は、TikTokなどのSNSで拡散された。
事件の直後には、ベネチアでの観光客の救出を撮影したアカウントがInstagramに登場し、大きな反響を呼んだ。
観光客の一行は全員が無事に救助され、近くのフェニーチェ劇場に一時的に避難し、寒さを凌いだという。怪我をした人もいなかった。
■観光客の体重増も原因
ベネチアでのゴンドラ転覆事故については、観光客の自撮りとともに、現代人の「太りすぎ」にも原因があるという。
2020年、ベネチアのゴンドラ協会は、年々体重が増える観光客による負担増を理由に、乗船の定員を減らしてきた。
ベネチアの運河を巡る定番コースのゴンドラの定員は6人から5人に、大運河を横断するコースの定員も14人から12人に減らしている。
ゴンドラ協会の関係者は以前『The Guardian』の取材で、「10年前、15年前と比べると、観光客の体重が年々増えている」と語り、航行への影響に懸念を示していた。
(文/Sirabee 編集部・ジェス タッド)
提供元・Sirabee
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