今や全国で人気を博すスパイシーラーメン

 最後にいただいたのは、今や名古屋名物として全国に広まっているスパイシーなラーメン。名古屋に古くからある中国台湾料理店「味仙」の店主が、台湾のタンツー麺なるメニューをアレンジし「台湾ラーメン」として提供したのが発祥だといわれている。

ご当地インスタントラーメン食べ比べ! 第15回は「愛知編」
(画像=『BCN+R』より 引用)

寿がきや食品
「名古屋名物 台湾ラーメン」

 特徴は、ピリ辛スープにニラとひき肉がたっぷり入っていること。ゴマの香りが際立つ担々麺とはまた違う、刺激的な一杯だ。講釈はこの辺にして、ではその味わいを確かめてみよう。

ご当地インスタントラーメン食べ比べ! 第15回は「愛知編」
(画像=『BCN+R』より 引用)

台湾ラーメンの特徴である
ニラが彩りを添える

 まずは赤茶色のスープをズズッと口に含んでみると、「おう!」。ガツンとした辛さが駆け抜け、その後に醤油の旨みがフワリと残る。激辛とまではいかないが、額から汗がじわりと滲むくらいスパイシーだ。

ご当地インスタントラーメン食べ比べ! 第15回は「愛知編」
(画像=『BCN+R』より 引用)

麺はこちらも細めのノンフライ
  ピリ辛スープがよく絡む

 次は「赤から麺」同様の細めのノンフライ麺をズバババっといただくと、「辛さ復活!」。ニラの香りと相まって、奥行きある味わいが楽しめる。アジア料理が苦手でもこの美味さにハマる人は多いだろう。しかし、これを地域の名物にしてしまう名古屋飲食界のバイタリティにも驚かされる。

総評
ご当地感★★★★☆
汁の個性★★★★☆
麺の個性★★★★☆
お土産度★★★★☆
合計16ポイント

 ご当地感や汁の個性は、本来、星五つのポテンシャルを秘めているが、今では全国でも人気の味わいであることから星四つ。また辛さが苦手な人もいることから、土産度も星四つとなり、刺激的な味の割に安定感あるスコアとなった。

愛知県らしさを感じて大満足

 今回のご当地ラーメンは、オリジナリティやバイタリティといった、さまざまな側面で愛知県らしさを感じることができ、大満足な結果となった。次回からも、その土地ならではのエッセンスが感じられるラーメンに期待したい。(エフェクト・山葉のぶゆき)

提供元・BCN+R

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