最近の若者は好き好んで消費をしなくなっているわけではないようです。
老人「最近の若者は酒も飲まん、クルマも乗らん、海外も行かん…まったく覇気がなく嘆かわしい!! いったい何に金を使っとるんだ!?」
若者「おもに税金と、年金などの社会保険料ですね。給料は30年間ほぼ上がってないのに、保険料率は上がり続け…おじいちゃんの若い頃とは負担率が全然違うんですよ」 pic.twitter.com/ozZrYEsAlw
— 新田 龍 (@nittaryo) December 3, 2023
しかし、現時点でも国民年金だけでは生きていくのは難しそうです。
これほんとにだよ。年金すくない人だらけ。自営だったりしたら国民年金だけだから。6万ちょいから保険や税金引かれるから暮らせない。零細中小勤務だったら厚生年金入れても8万とかだよ。子育てブランクあったり転職してたらそんな感じ。大企業部長で20万とかだよ。自分らの未来だよ Ic3csUEz2
— May_Roma めいろま 谷本真由美 (@May_Roma) June 17, 2023
公務員の厚生年金でも厳しいという声も聞かれます。
おいらの年金はねんきん定期便で年額210万円、月額17.5万円。つい先日、月額年金16.5万円の方が見事に生活保護になりました。厚生年金から国民年金への支援金の話しが出ていますが、これ以上年金が目減りすると、公務員を40年務め上げても老後生活保護の可能性が出てきます。
— 地方公務員A (@tihoukoumuina) July 11, 2024
反緊縮でお金を刷ればいいというとんちんかんな解決方法は、現役世代・年金世代双方を痛めつけます。
反緊縮とか言ってる連中は、一般会計しか見てない。社会保障支出は、この30年で倍増した。その負担が見えないのは、特別会計の「簿外債務」として隠しているからだ。このグラフの赤の部分を将来まで延長すると、年金だけで1100兆円足りない。それが将来の国民負担になるのだ。 ZPKNjhmLqy pic.twitter.com/SRgEEnytEI
— 池田信夫 (@ikedanob) July 1, 2024
現役時代に生産性に見合わない給与しかもらえなかった(ゆえに年金も少ない)人たちがたくさんいるという日本独特の問題もあります。
超正論→「生産性に合わせて賃金が支払われなくてはならないのに、自分の生産性より高い賃金をもらっている正規と、自分の生産性より低い賃金しかもらえない非正規の二重構造になっている。」:竹中平蔵「私が弱者切り捨て論者というのは誤解」 – 東洋経済オンライン JWFG4S2bjV
— jo shigeyuki (@joshigeyuki) December 2, 2021
いずれにせよ、われわれは将来にツケを回していただけということになりそうです。近年の移民政策はその新しいバージョンといえるかもしれません。
その時にはさらに移民を入れて将来に一段とツケを回す。どこかの時点で取り返しがつかなくなるが誰も反省せず責任も取らない。 ZJEr0jd
— ののわ (@nonowa_keizai) July 13, 2024
まずはわれわれ日本人が年金幻想から目を覚まさなくてはいけないのかもしれません。
年金だけで暮らせない・・という報道はやめませんか?年金だけで生活が成り立つ保障なんて国は元々してないです。掛け金が少なかった人は支払いも少ないのも当たり前。年金も含め、老後の生活に必要な資金を用意するのは個人の責任です。
年金は老後の生活を国が保証する制度ではありません。 pic.twitter.com/xqDkPmyDC6
— サトウヒロシ🐰 (@satobtc) November 17, 2023
年金は「長生き保険」だから、男81歳、女87歳から支給するのが正しい。それでも赤字だが。 DUKInHng6U
— 池田信夫 (@ikedanob) May 24, 2024