家族の引っ越し相場

 次に、家族(4人家族)での引っ越し相場を見ていきましょう。こちらも距離と時期によって大きく変動します。

引っ越し費用の相場はいくら? 単身・家族、移動距離、繁忙・閑散期別に解説
(画像=『BCN+R』より 引用)

 家族の引っ越しは荷物が多く、作業も複雑になるため、単身の引っ越しに比べて費用が高くなる傾向があります。

引っ越し料金を下げる方法

引っ越し費用の相場はいくら? 単身・家族、移動距離、繁忙・閑散期別に解説
(画像=『BCN+R』より 引用)

 最後に、引っ越し費用を抑える方法をいくつか紹介していきます。

引っ越し時期を選ぶ

 引っ越し費用は時期によって大きく変動します。繁忙期である3月から4月は特に高く、需要が集中するため料金が上がります。逆に閑散期である6月から8月、12月から1月は需要が低いため、料金が比較的安く設定されています。したがって、引っ越し時期を選べる場合は閑散期を狙うと費用を抑えることができます。

荷物を減らす

 荷物の量が多いと、その分作業時間や必要な作業員の数が増えるため、引っ越し費用も高くなります。引っ越し前に不要なものを整理し、処分することで、荷物を減らすことが重要です。引っ越しを気に断捨離したり、まだ使えるものはリサイクルショップに売るなどしてもいいでしょう。場合によっては友人や家族に譲るのも手です。

 これにより、引っ越し業者のトラックの大きさや作業員の人数が減り、結果として引っ越し費用を抑えることができます。

複数の業者に見積もりを依頼する

 引っ越し費用は業者によって異なるため、複数の業者から見積もりを取ることが大切です。一括見積もりサイトを利用すると、複数の業者の見積もりを簡単に比較することができます。自分に合った最も安いプランを見つけられるでしょう。なお、見積もりの際は、料金の内訳やサービス内容、口コミなどにはしっかりと目を通すようにしましょう。

引っ越しの日時を調整する

 実は、引っ越しの費用は作業をする曜日や時間帯によっても変わります。一般的に、平日や早朝・夜間の引っ越しは、土日や昼間の引っ越しよりも安くなることが多いです。仕事や学校の都合がつく場合は、平日に引っ越すことを検討しましょう。また、月末や月初は引っ越しの需要が高くなるため、費用が上がる傾向があります。可能であれば、月の中旬に引っ越すことで費用を抑えることができます。

パッケージプランを利用する

 引っ越し業者の中には、パッケージプランを提供しているところもあります。これらのプランは、標準的な引っ越しサービスをまとめて提供するもので、個別にサービスを依頼するよりも安く済むことが多いです。

自分でできる作業を増やす

 引っ越し業者に依頼する作業の範囲を減らすことで、費用を抑えることができます。例えば、自分で梱包・開梱を行ったり、大型家具の解体・組み立てを自分で行ったりすることで、業者に依頼する作業が減り、その分費用が抑えられます。ただし、大型家具の移動や電化製品の取り扱いは慎重に。無理をして故障や事故が起こると、かえって費用がかさんでしまい、本末転倒です。

提供元・BCN+R

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