■当たる確率は10億分の1

通常、飛行機の下水は特別なタンクに貯蔵されて中身は凍り、飛行機が着陸すると処分される。

空港で40年間働いてきたというジェフ・パクストン評議員によると、この事例は非常にまれだといい、在職中にそんな事故は聞いたことがなかったという。

そのうえで「暖かい日には凍りにくいうえ、6,000フィート(1,829m)未満の低高度では、ベントから内容物が漏れてくる可能性もあるのでしょう。その確率は10億分の1程度でしょう」としている。

■追跡アプリで航空会社を特定

被害にあった男性は、庭から見上げて機体のペイントから航空会社を特定。そちらに連絡して苦情を訴えたものの、会社側は当初それを否定した。

しかし男性は、飛行機の追跡アプリで再確認。やはりその航空会社だったため、再び会社に苦情を入れたところ、事故を認めて謝罪したという。

航空会社名は明らかにされていないが、何らかの誠意を見せてもらえたのか、男性は「保険金や賠償金の請求などは考えていない」としている。

(取材・文/Sirabee編集部・桜田 ルイ)
提供元・Sirabee

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