ホンダは独自の「e:HEV」を主力に据える
ホンダは、トヨタとともにHVを牽引してきました。
初代プリウスに後れを取ったものの、初代インサイトはパラレル方式の「ハイブリッド・システムIMA」を搭載し、世界最高燃費の35.0km/Lを達成していました。
見るからに空力性能に優れていそうなフォルムであるいっぽうで、2人乗りのクーペは乗り手を選んでいたのは間違いなく、2代目では5人乗りの5ドア、3代目では5人乗りの4ドアセダンとして登場。
紆余曲折を経て、現在はシビックにその座を託しています。
現在の「e:HEV」は、発電用と駆動用の2つのモーターとエンジン直結クラッチを内蔵した2モーター式内蔵CVTを搭載。
これによりEVモード、HVモード、エンジンモードの切替が可能で、エンジンは、エンジン低負荷域の高速走行時などに使うホンダならではの技術が採用されています。
なお、ホンダは大きく分けて、「IMA」、「i-DCD」、「e:HEV」と使い分けてきました。
中古車市場では、「e:HEV」を積む現行フィットもかなり数が増えていて、150万円以下でも低走行の個体が多く狙い目です。
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いまや当たり前になっているHV車。充電できるHVであるPHEV、バッテリーEVが世界的に増えているなかでも価格面のメリットは見逃せません。
HVシステムの違いで車種選びをする人は少ないかもしれませんが、各社の特徴を頭に入れておくことで、走りや燃費などの面で参考になるかもしれません。
提供元・車選びドットコムマガジン
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